ユーザ検索モーダルの使い方
ユーザ検索では、行動観察したいユーザの条件を指定し、ユーザ一覧画面にて最大2000名まで表示します。
検索の種類は以下の9つが存在します
- コンバージョン
- アプリ(アプリの計測をしているときのみ)
- ビジネスイベント(OMO Editionのみ)
- 行動履歴(OMO Editionのみ)
- 顧客ロイヤルティ(OMO Editionのみ)
- サービスID
- 行動増減ユーザ
- 注目ユーザ
- 検索履歴
ユーザ検索モーダルで条件を絞り込んだ後に、さらに行動絞り込み機能を用いて、ユーザ行動から条件を絞り込むことも可能です。行動絞り込み機能の使い方は、 「行動絞り込み機能の使い方」をご覧ください。
1. コンバージョン
ウェブ上のコンバージョンの種類とその期間により、指定することができます。コンバージョン・イベント属性情報等による詳細な絞り込みも可能です。
- ヘッダーの「ユーザを検索」より、ツールチップ内の「コンバージョン」をクリックします
- OMO Editionの場合、「検索条件」をクリックし、プルダウンから「コンバージョン」を選択します
- ユーザがコンバージョンした期間をカレンダーより指定します
- 始点日・終点日には、現在から2年前までの日付を指定できます
- 検索が行える期間は3ヶ月までです(3ヶ月より長く指定して検索した場合、エラーとなります)
- ユーザがコンバージョンした時間帯を指定します(必要に応じて)
- 表示したいコンバージョンにチェックを入れます
- チェックを入れたもののうち、いずれかのコンバージョンをしたユーザが表示されます
- 下記詳細条件を指定します(必要に応じて)
- コンバージョン属性(参考: ユーザ検索時にコンバージョン属性を詳しく設定する)
- 顧客ロイヤルティ指標(OMO Editionのみ)
- ビジネス指標(OMO Editionのみ/検索対象は更新日が2年以内のデータのみ)
- ユーザ属性(OMO Editionのみ/検索対象は更新日が2年以内のデータのみ)
- 「検索する」ボタンをクリックします
2. アプリ(アプリの計測をしているときのみ)
アプリの計測をされている場合、初回起動/アプリ削除したユーザの検索を行うことが可能です。
- ヘッダーの「ユーザを検索」より、ツールチップ内の「検索条件」をクリックし、プルダウンから「アプリ」を選択します
- ユーザが初回起動/アプリ削除した期間をカレンダーより指定します
- 初回起動/アプリ削除が発生した時間帯を指定します(必要に応じて)
- 条件を指定します
- 初回起動かアプリ削除のいずれかを選択できます
- アプリ削除についてはコンバージョン・イベント属性を追加で指定することが可能です
- 「検索する」ボタンをクリックします
3. ビジネスイベント(OMO Editionのみ)
OMO Editionをご契約中で、ビジネスイベント(返品、交換など)のインポート設定をしている場合、インポートしたビジネスイベントからユーザ検索を行うことが可能です。 ※ OMO Editionをご契約中でも、ビジネスイベントのインポート設定をしていない場合は表示されません
- ヘッダーの「ユーザを検索」より、ツールチップ内の「検索条件」をクリックし、プルダウンから「ビジネスイベント」を選択します
- ビジネスイベントが発生した期間をカレンダーより指定します
- 始点日・終点日には、現在から2年前までの日付を指定できます
- 検索が行える期間は3ヶ月までです(3ヶ月より長く指定して検索した場合、エラーとなります)
- ビジネスイベントが発生した時間帯を指定します(必要に応じて)
- 表示したいビジネスイベントの種類を指定します
- 下記詳細条件を指定します(必要に応じて)
- 顧客ロイヤルティ情報
- ビジネス指標(検索対象は更新日が2年以内のデータのみ)
- ユーザ属性(検索対象は更新日が2年以内のデータのみ)
- ビジネスイベント
- 「検索する」ボタンをクリックします
4. 行動履歴(OMO Editionのみ)
OMO Editionをご契約中で、行動履歴(電話、メールなど)のインポート設定をしている場合、インポートした行動履歴からユーザ検索を行うことが可能です。 ※ OMO Editionをご契約中でも、行動履歴のインポート設定をしていない場合は表示されません
- ヘッダーの「ユーザを検索」より、ツールチップ内の「検索条件」をクリックし、プルダウンから「行動履歴」を選択します
- 指定する行動が発生した期間を指定します
- 始点日・終点日には、現在から2年前までの日付を指定できます
- 検索が行える期間は3ヶ月までです(3ヶ月より長く指定して検索した場合、エラーとなります)
- 行動が発生した時間帯を指定します(必要に応じて)
- 表示したい行動の種類を指定します
- 下記詳細条件を指定することができます(必要に応じて)
- 顧客ロイヤルティ情報
- ビジネス指標(検索対象は更新日が2年以内のデータのみ)
- ユーザ属性(検索対象は更新日が2年以内のデータのみ)
- 行動履歴
- 「検索する」ボタンをクリックします
5. 顧客ロイヤルティ(OMO Editionのみ)
OMO Editionをご契約中で、顧客ロイヤルティ情報のインポート設定をしている場合、顧客ロイヤルティ情報からユーザ選定を行うことが可能です。 「スコアと時期」で指定する方法と「スコアの変化」から指定する方法の2種類があります。 ※ OMO Editionをご契約中でも、顧客ロイヤルティ情報のインポート設定をしていない場合は表示されません
- ヘッダーの「ユーザを検索」より、ツールチップ内の「検索条件」をクリックし、プルダウンから「顧客ロイヤルティ」を選択します
- スコアに関する条件を指定します
- 「スコアと時期」で指定する場合
- 「特定スコアのユーザ」のプルダウンを選択します
- いつ時点のスコアを対象にするかを指定します
- 指定された期日以前で最も新しいロイヤルティスコアが対象となります
- そのため、指定された期日以降にロイヤルティスコアの更新は無視されます
- 現在から2年前までの日付を指定できます
- スコアの値を指定します。カテゴリー(低評価/中評価/高評価)、スコア、スコア範囲での選択が可能です
- 各カテゴリーのスコア範囲については、インポートを行う前に事前設定いただきます
- 「スコアの変化」で指定する場合
- 「スコアが変化したユーザ」のプルダウンを選択します
- 前回のスコアカテゴリーを選択します
- 直近のスコアカテゴリーを選択します
- 「スコアと時期」で指定する場合
- 下記詳細条件を指定します(必要に応じて)
- 顧客ロイヤルティ指標(個別スコア)
- ビジネス指標(検索対象は更新日が2年以内のデータのみ)
- ユーザ属性(検索対象は更新日が2年以内のデータのみ)
- 「検索する」ボタンをクリックします
6. サービスID
サービスID( サービスIDとは?)を取得している場合では、表示させるユーザをサービスIDで指定することができます。この方法では、コンバージョンしていないユーザを表示させることも可能です。
- ヘッダーの「ユーザを検索」より、ツールチップ内の「サービスID」をクリックします
- 表示したいユーザのサービスIDを入力します
- 完全一致での検索を行います
- 部分一致には対応しておりませんので、取得しているユーザ ID そのものを入力するようにしてください
- コンバージョンしていないユーザも表示させたい場合は、「サービスID計測のみ(コンバージョン計測なし)ユーザも表示」にチェックを入れます
- 「検索する」ボタンをクリックします
使用例
- 優良会員の行動を見たい
- 自社システムから優良会員のIDを抽出する
- 欄に貼り付ける
- 「コンバージョンしていないユーザも表示する」にチェックを入れる
- 「検索する」をクリック
7. 行動増減ユーザ
計測している項目(PV・CV・イベント etc)を対象期間内で比較してが特定の割合で増加もしくは減少したユーザを検索することができます。 ※指定した期間内で 1 以上計測されているユーザが検索の対象となります。
- ヘッダーの「ユーザを検索」より、ツールチップ内の「行動増減ユーザ」をクリックします
- 比較項目を選択します。それぞれの項目は、お客様の計測・設定状況によって表示される項目が変わります
- CV/イベント・・・計測中の CV/イベントがあると表示されます
- PV・・・Web 計測を行っている場合に表示されます
- 起動/スクリーンビュー・・・アプリ計測を行っている場合に表示されます
- 比較する過去の期間を指定します。
- プルダウンから代表的な期間(直近7日間/14日間/30日間/90日間)が指定することができます。
- また、直接指定で任意の期間の指定も行えます。
- 始点日・終点日には、731日前~2日前の日付を指定できます
- 検索が行える期間は 92日間 (約3ヶ月) までです(3ヶ月より長く指定して検索した場合、エラーとなります)
- 以下のような期間指定は行えません
- 始点・終点それぞれが対象期間より未来の日付
- 始点・終点ともに対象期間と同じ日付
- 対象期間から 549 日 (約 18 ヶ月) 以上間隔が空いている
- 増減指定を行います。
- プルダウンから代表的な増減値が指定できるようになります。
- また、直接指定で任意の増減値の指定も行えます。
- 「増加」の場合
- 「(値)倍以上」の値指定、あるいは「(下限)~(上限)倍になった」の範囲指定が行えます
- 範囲指定の場合、下限は上限より小さい数字を指定する必要があります。
- 値・範囲として指定できるのは 1 ~ 100 までです
- 「減少」の場合
- 「(値)% 以下」の値指定、あるいは「(下限)~(上限)% になった」の範囲指定が行えます
- 値・範囲として指定できるのは 1 ~ 100 までです
- 範囲指定の場合、下限は上限より大きい数字を指定する必要があります
- 「増加」の場合
- ウェブサイトドメインを指定することができます。
- Web 計測を行っている場合にのみ行います
- アプリ計測に関する比較項目(起動・スクリーンビュー)の場合は選択不要です
- 項目自体非活性化されます
- 「検索する」ボタンをクリックします
検索結果例
例えば以下のような検索を行った場合、「直近7日間の総PVが1週前の7日間と比較して2倍以上に増えたユーザ」が抽出されます。
- 比較項目 : PV
- 期間 : 直近7日間
- 増減指定: 2倍以上
- ウェブサイトドメイン: すべて
8. 注目ユーザ
「 CVに手間取ったユーザ」、「CVまで惜しかったユーザ」を検索することができます。
・CVに手間取ったユーザを検索する場合
- 検索したいCVの対象の期間(「昨日」、「過去1週間」、「過去4週間」)を指定します。
- 「検索する」ボタンをクリックします。
・CVまで惜しかったユーザを検索する場合
- 対象のCVを選択します。
- 「検索する」ボタンをクリックします。
9. 検索履歴
直近行ったユーザ検索の履歴から再度検索することができます。
- ヘッダーの「ユーザを検索」より、ツールチップ内の「検索履歴」をクリックします
- 再度検索を行いたいものを履歴から選択します
- 検索履歴は、直近のものから遡って最大50件まで表示されます。
- 該当条件が入力されたフォームに遷移するので、そのまま「検索する」をクリックします
履歴として残っている検索期間が2年よりも古い場合の挙動
コンバージョン検索・アプリ検索・ビジネスイベント検索・行動履歴検索の履歴について、履歴として残っている検索期間の日付が732日(約2年)よりも古い場合、利用日当日の 2 年前の日付へと自動的に更新されます。 ※利用日が 2/29 だった場合は 3/1 に変更されます
- 例1:利用日が 2021/5/15 の場合
- 履歴として残っている検索期間が 2019/5/1 ~ 2019/5/16 のとき → 2019/5/15 ~ 2019/5/16 へ更新
- 履歴として残っている検索期間が 2019/5/1 ~ 2019/5/8 のとき → 2019/5/15 ~ 2019/5/15 へ更新
- 例2:利用日が 2020/2/29 の場合
- 履歴として残っている検索期間が 2018/2/20 ~ 2018/3/30 のとき → 2018/3/1 ~ 2018/3/30 へ更新