セグメント別利用傾向分析
セグメント別利用傾向分析機能は、ユーザを検索した後に、該当したユーザ群の利用傾向(簡易なアクセス解析の結果)をランキング形式で確認できる機能です。
ユーザを検索した結果に対して定量的な傾向の確認手段を提供することで、仮説検証やユーザ理解の手助けとし、行動観察や改善業務の効率化・精度向上を見込んでいます。
使い方
- ユーザ検索後のユーザ一覧画面のプルダウンメニューより選択が可能です
- 検索対象となったユーザ群の、利用傾向(簡易なアクセス解析の結果)がランキング形式で表示されます
仕様
- 各種検索後・お気に入りユーザ・閲覧履歴など、行動パターン分析と同様の画面で使用できます
- 利用傾向の分析タイプは「7種類」です
- ページ分析、入口ページ分析、流入元分析、流入元詳細分析 はウェブ計測の契約アカウントで使用できます
- スクリーン分析 は、アプリ計測の契約アカウントが使用できます
- イベント分析 は、イベントを設定しているアカウントで使用できます
- コンバージョン分析 は、全てのアカウントで使用できます
- 利用傾向は、検索期間の「最大90日分」のデータを対象とします
- ユーザの検索時に期間指定をした場合(コンバージョン検索など):
- 期間末尾を起点として、期間内で過去最大90日分の訪問データを対象とします
- 基本は検索時に指定した期間と同じ期間が集計対象期間となります
- (例) 2020年3月25日~3月26日でCVしたユーザを検索した場合 → セグメント別利用傾向分析の集計対象期間も2020年3月25日~3月26日となる
- ユーザの検索時に期間指定がない場合(サービスID指定検索など):
- ユーザ検索の利用当日を起点として、過去90日分の訪問データを対象とします
- ユーザの検索時に期間指定をした場合(コンバージョン検索など):
- 直近2日間のデータは集計中であるため、利用傾向を表示できません(ページ分析・入口ページ分析・流入元分析・スクリーン分析と同様)
- 「今月」でユーザを検索した場合、直近2日間を除外した残りの期間に対しての利用傾向となります
- 「昨日」や「本日」でユーザを検索した場合、「利用傾向を確認」ボタンはクリック不可となります
- データ集計時にURLは以下のように処理され、データ表示が行われます
- フラグメント(#xxxなど、#以降の部分)を除去する
- クエリパラメータ(?xxx=yyy&zzz=vvvなど、?以降の部分)を除去する
- 上記2つを除去した後、URLの末尾のスラッシュ(/)を除去する
- 例えば、以下の URL は同じものとみなされ、PV数などが合算されて表示されます
- https://example.com/test と https://example.com/test/?key=value#fragment
- 行動パターンを選択した後は、利用傾向を表示できません
- 行動パターン選択を解除するまで、「利用傾向を確認」ボタンはクリック不可となります
- それぞれの分析結果ごとに、CSVファイルをダウンロードできます
- 検索をするたびにユーザ群が変わるため、利用傾向のデータはリセットされます
- ただし、同じ条件の場合はキャッシュされた結果を返すため短時間で表示できます