GA4インポートデータ連携の詳細仕様
データ判定について
GA4で計測され、BigQueryにエクスポートされたデータは、GA4イベント1つに対してパラメータやユーザプロパティ等の付加情報がついている、親子関係のような構造となっています。
USERGRAMでは、基本的にGA4のイベント1つを行動の1単位としており、GA4のイベント名をもとにデータの種類(PV、コンバージョン等)を判定します。また、GA4イベントに付加されるイベントパラメータやユーザプロパティを元に、USERGRAMの行動データに付加される属性情報やサービスIDなども判定・取得しています。
BigQueryにエクスポートされたGA4データに対して、USERGRAMでは、データを1行分ずつ取り出してその中の各フィールドを確認し、下記のような情報を抽出して各種レポート画面へ出力します。
- ページの閲覧(ページビュー)
- コンバージョン
- (USERGRAMにおける) イベント
また、上記のデータのうち一部では、属性やサービスIDを合わせて取得することもできます。
ただし、USERGRAMの画面に行動データとして表示されるためには、それぞれのデータの判定基準を満たすことが必要です。その際、GA4のイベント名をもとにデータの種類(PV、コンバージョン等)を判定します。(データの種類によっては、特定の名前のイベントパラメータやユーザプロパティ等も判定に使われることがあります)
そのため、GA4イベント名が誤っているとUSERGRAMの画面に表示されません。また、異なる行動として区別したいものには、必ず異なるGA4イベント名を付与する必要があります。
コンバージョン、イベントについて
GA4の計測データが、USERGRAMで計測すべきコンバージョン、またはイベントデータと判定されるためには、以下の条件を満たす必要があります。
- USERGRAMの [システム設定] > [GA4/Firebase計測設定] > [計測対象データ設定]から、計測対象となるGA4データの「コンバージョン設定」「イベント設定」に連携元パラメータを登録する
- GA4で計測されたイベント名が、上記連携元パラメータと一致している
USERGRAMでは、コンバージョン、イベントそれぞれにつき最大20種類(Team Editionの場合)/40種類(OMO Editionの場合)の設定ができ、それぞれに任意のGA4イベントを割り当てることが可能です。割り当てを行ったGA4イベントは、USERGRAM側でのコンバージョン、またはイベントデータに読み替えられてUSERGRAMへ連携されます。
GA4イベントの複数割り当て
USERGRAMで設定した1つのコンバージョンやイベントに対して、複数のGA4イベントを割り当てることがができます。これは、様々なGA4イベントが、UG上の同じコンバージョン(ゴール)やイベントに貢献できることを意味します。
コンバージョン・イベント属性について
USERGRAMでコンバージョンやイベントとともに「コンバージョン・イベント属性」を表示させたい場合、以下の条件を満たす必要があります。
- USERGRAMの [システム設定] > [GA4/Firebase計測設定] > [計測対象データ設定]から、計測対象となるGA4データの「コンバージョン・イベント属性設定」に連携元パラメータを登録する
- GA4で計測されたデータが、USERGRAMでイベントまたはコンバージョンとみなされている
- その際、GA4の当該イベントと共に計測されたイベントパラメータまたはユーザプロパティに、上記連携元パラメータと一致したパラメータ名・プロパティ名がある
上記3つの条件を全て満たすと、当該パラメータ・プロパティの値が、コンバージョン・イベント属性の値として使われます。
USERGRAMでは、最大10種類(Team Editionの場合)/20種類(OMO Editionの場合)のコンバージョン・イベント属性を設定し、それぞれに任意のGA4イベントパラメータまたはユーザプロパティを割り当てることが可能です。 割り当てを行った値は、USERGRAM側のコンバージョン・イベント属性の値に読み替えられてUSERGRAMへ連携されます。
配列のイベントパラメータについて
USERGRAMのタグ発火形式同様に、GA4インポートにおいても配列のインポートは非対応となり、数値や文字列のような単純な型しかサポートしていません。クライアントが配列を含むフィールドを指定した場合、そのフィールドはUSERGRAMにインポートされませんのでご注意下さい。
サービスIDについて
GA4インポートにおいても、サービスIDの計測が可能です。
GA4の以下の値が "サービスID "として扱われます。複数の値が含まれる場合、フィールドは1->2->3の順に優先されます。
- ug_service_id イベントパラメータの値 (*1)
- ug_service_id ユーザプロパティの値
- user_id の値 (*2) (*3)
*1:ug_service_idパラメータはGoogleアナリティクスのカスタムイベントに対して手動で設定する必要があり、自動計測されるGoogleアナリティクスのイベントには設定できません。そのため、ug_service_idパラメータを計測できるのは、USERGRAMでコンバージョンや(手動での)画面表示を計測する場合のみとなります。それ以外のタイミングでサービスIDを計測したい場合は、user_propertiesまたはuser_idのug_service_idをご利用ください。
*2:user_idは、イベントパラメータやユーザープロパティとは別にGoogle Analyticsで計測可能なデータで、任意の値を設定することができます。 このフィールドの設定については、Google Analyticsドキュメントを参照してください。
*3:すでに別の目的でuser_idを使用している場合は、イベントパラメータまたはユーザプロパティのug_service_idを使用してください。その際は実装の都合のよい方を選択してください。
ユーザ識別子
user_pseudo_idをユーザ識別子として使用します。user_pseudo_idは、Googleアナリティクスがデバイスとブラウザの組み合わせごとに生成する一意の値です。自動的に生成され、ユーザーのブラウザ上のクッキーに保存されます。
USERGRAMでは、同一ユーザの判定(ユーザ同定)にサービスIDとuser_pseudo_idを利用するため、サービスIDを取得しなくてもユーザの行動を正しく計測することができます。(ただし、ユーザがCookieをクリアしたり、異なるデバイス/ブラウザを使用した場合は、新しいuser_pseudo_idが生成されます)。
クロスドメイン設定について
クロスドメイン測定により、複数のドメインにまたがるアクティビティを1人のユーザーに正確に帰属させることができます。GA4でこれらのドメインを定義するだけで、ドメイン間のユーザー認識はGA4によって自動的に処理されます。
GA4でクロスドメインを設定するには、クロスドメイン測定の設定をご参照ください。
また、複数ドメインのデータをインポートするためには、全てのドメインをUSERGRAMの「計測対象サイト設定」に登録しておく必要があります。
データ取得制限
GA4のインポートでは、イベント数が多く、データ量が非常に多くなる可能性があります。そのため、クライアントはUSERGRAMにインポートできるデータ量を制限することができます。本機能はオプションにて提供します。具体的な設定方法は「データ連携設定(GA4インポート)」をご参照下さい。
タイムゾーンと時間表記について
GA4からインポートされたデータはすべてJST(日本標準時)に変換されてUSERGRAM画面上に表示されます。
※将来的には、GA4のカスタムパラメータで取得したタイムゾーンをインポートすることで、それらのタイムゾーンに応じた時間表記や、USERGRAM設定画面での任意のタイムゾーン選択などにも対応していく予定です。
GA4 データフォーマット
各データで規定されているフォーマットは以下の通りです。
対象データ | データフォーマット |
---|---|
Service ID | 値が512文字を超える場合、ファイル全体のインポートに失敗します。 |
GA4 Event Parameters | キーがNULLの場合、このイベントパラメータを計測から除外します。 |
GA4 Event Parameters | 値がNULLまたは空白の場合、デフォルト値を使用するか、このイベントパラメータを計測から除外します。 |
GA4 User Properties | キーがNULLの場合、このイベントパラメータを計測から除外します。 |
GA4 User Properties | 値がNULLまたは空白の場合、デフォルト値を使用するか、このイベントパラメータを計測から除外します。 |
Platform Id | プラットフォームID値がNULLまたは空白の場合、ファイル全体のインポートに失敗します。 |