行動絞り込み機能の活用例
行動観察を行う際に漠然とユーザを選んで観察するよりも、特定の条件で絞り込むと効率的に示唆を得ることができます。最も基本的な絞り込み方法は、特定の施策で絞り込む方法です。
a. 特定の広告・メルマガに接触しているユーザに絞り込む
a-1. USERGRAMで広告設定している場合
使い方
- 「流入経路」ノードをドラッグします
- プルダウンから「広告からの流入」の条件を選択します
- 広告種別やキャンペーン名を指定して、その広告に接触したユーザだけを抽出することができます
- 「条件を追加」をクリックすることで、初回指定や接触期間の指定が可能です
- 広告のリンク先(入口ページ)URLの指定も可能です
具体例
- バナーで認知してコンバージョンしたユーザの行動が見たい
- 広告種別「バナー」で初回接触で絞り込む
- 新しく作成したLPを見たユーザの行動を見たい
- 入口ページURLに「2017summer.html」を含む
- Criteoの効果を見たい
- 媒体名に「Criteo」を含む
a-2. USERGRAMで広告設定してないが、他ツールの計測パラメータはURLに付与されている場合
使い方
- 「流入経路」ノードをドラッグします
- プルダウンから「流入パラメータで指定」の条件を選択します
- 「流入パラメータ」の入力欄に他ツールの計測パラメータを入力します
- 「utm_source=xxxxx」など
- 「条件を追加」をクリックすることで、初回指定や接触期間の指定が可能です
b. SEOやコンテンツマーケティングにより流入しているユーザに絞り込む
使い方
- 「流入経路」ノードをドラッグします
- プルダウンから「自然検索からの流入」の条件を選択します
- 「入口ページURL」の条件を追加し、コンテンツのURLを指定(一部でも可)することができます
- 「条件を追加」をクリックすることで、初回の指定や接触期間の指定が可能です
- 検索エンジンの指定も可能です
具体例
- コンテンツマーケがうまくいっているユーザを見たい
- 入口ページURLに「column」を含む
c. 特定の外部サイトから流入しているユーザに絞り込む
使い方
- 「流入経路」ノードをドラッグします
- プルダウンから「リファラで指定」の条件を選択します
- 「リファラURL」の条件を追加し、具体的な外部サイトのURLを入力します
- リファラーなし流入はこの条件の対象になりません
- 「条件を追加」をクリックすることで、初回の指定や接触期間の指定が可能です
具体例
- 1週間前に取り上げられたニュースサイトの記事から流入したユーザの行動が見たい
- 流入元URLに「xyzmedia.co.jp」を含む
- 比較サイトから流入したユーザの行動が見たい
- 流入元URLに「hikaku.co.jp」を含む
d. 特定のページに触れているユーザに絞り込む
使い方
- 「サイト内のページ閲覧」ノードをドラッグします
- ページの条件を入力します
- 「サイト内URL」に絞り込み対象のページのURLを入力します
- 「ページタイトル」に絞り込み対象のページのタイトルを入力します
- 「条件を追加」をクリックすることで、初回の指定や接触期間の指定が可能です
具体例
- 特集コンテンツに触れているユーザの行動が見たい
- サイト内URLに「contents」を含む
- 簡単見積もりページを閲覧しているユーザの行動が見たい
- ページタイトルに「簡単見積もりページ」を含む
e. 特定のページに流入したユーザに絞り込む
使い方
- 「サイト内のページ閲覧」ノードをドラッグします
- プルダウンから「リファラで指定」の条件を選択します
- 入口ページの条件を入力します
- 「入口ページURL」に入口ページのURLを入力します
- 「入口ページタイトル」に入口ページのタイトルを入力します
- 「条件を追加」をクリックすることで、初回の指定や接触期間の指定が可能です
具体例
- トップページに流入したユーザの行動が見たい
- 入口ページURL「https://example.com/」「完全一致」
- キャンペーンページに流入したユーザの行動が見たい
- 入口ページタイトルに「キャンペーン」を含む