複数のドメインで正しく計測するための Cookie 引き継ぎ処理
複数のドメインが存在するサイトで正確に計測するためには、各ドメインで別個に存在する 1st Party Cookie 同士を紐づける、「Cookie 引き継ぎ処理」が必要な場合があります。この処理を行わない場合、同じユーザの行動であっても、ドメインごとに別々のユーザ行動として計測されます。
対応が必要なケース
- 下記、すべての条件が当てはまる場合は対応が必要です
- 計測対象サイト内に複数のドメインが存在する(サブドメイン違いは除く)
- 例) https://www.example1.com と https://www.example2.com
- example.com と form.example.com のような例では、サブドメイン違いのため対象外です
- 例) https://www.example1.com と https://www.example2.com
- ひとりのユーザが導線上、それら複数のドメインをまたいで行動し得る
- 例) 本体サイトとフォームでドメインが異なるなど
- 計測対象サイト内に複数のドメインが存在する(サブドメイン違いは除く)
対応が不要なケース
- 下記、いずれかの条件が当てはまる場合は対応は不要です
- 計測対象サイト内に複数のドメインが存在しない、またはサブドメインだけの違いである
- 例) https://www.example.com と https://sub.example.com
- ドメインが異なるサイトは、全てユーザ自体が異なるため、ドメインをまたいだ行動が発生しない
- 例) EC サイトと新卒採用サイトなど
- ドメインが異なるサイトは存在するが、いずれもユーザが閲覧し行動が発生するサイトではない
- 例) 自前のトラッキングサーバ、 API サーバ、その他リダイレクト専用サーバなど
- 計測対象サイト内に複数のドメインが存在しない、またはサブドメインだけの違いである
必要な対応
- クロスドメインが発生する前後両方のページにUSERGRAMの「共通タグ」を設置する
- クロスドメインするリンクに対して、加工処理を行う
※具体的な実装方法はサイトに依存するため、タグ設置時のマニュアル一覧の「複数ドメインで計測を行うための作業手順.pdf」をご確認ください。
Googleタグマネージャでの一括設定方法もご説明しております。